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一液くんでブライダル

この度は、清水家、山崎家の結婚披露宴の花を担当させて頂きました。お二人のご好意で全てホームページにて公開する事を快諾頂きましたので皆様にお見せ出来ました。ここに掲載された写真及び内容の無断転載を固くお断りいたします。全ての写真には電子透かしが入っています。
ここの写真は全てクリックすると大きくなります。是非大きな画像を見てクオリティーの高さを見てください
始めに

 
ご協力頂いた、清水様、山崎様の挙式です。お二人は理容関係のお仕事をしていまして一液くんが発売になった時からの一液くんファンの一員でもあります。理容の世界では髪飾りに様々なアレンジを施す事から思い道理の色に仕上がる一液くんをご使用頂いております。特に成人式などでは一液くんが大変重宝されたとの事です。一液くんに信頼をおいて頂いたので今回お二人の挙式に是非使ってみたいとの依頼があり取り組ませて頂きました。
一液くんで作る課題

 
一液くんで全てのプリザーブドをまかなう事は出来ません。理由は、色の問題とお客様が希望している商品にあります。今回一液くんでブライダルをやって気付いた事は色の安定です。あえて様々な色を使う場合はいいのですがドレスや花嫁の希望に合わせるのは至難の業です。
↑このコサージュは全て一液くんで作られています。黄色の薔薇も色の安定を求めて白の薔薇で作製していますが、製品のプリザーブドと同じ発色になるまでに何度が調整しました。やはり元々の薔薇の性質が異なる為か同じ色目にはならいので苦戦しました。↑この3段ブーケは、一液くんで作製したバラと製品のプリザーブドを半々に入れて作りました。ご希望のゴールデンイエローは製品のプリザーブドを入れて薄めのイエローは一液くんで作製したものを入れてあります。一液くんで作製したバラも製品と同じ開き加減のものを入れて作るのに大変でした。薔薇は水揚げすると夏場は開くの早すぎて、次の日には満開なんて事もあり3回ほど買い直して作製しました。夏場の開花管理も課題ですね。製品の薔薇はかなりツボミ加減で作っているようで、薔薇も一液くんに入れると多少開きますので開花具合の計算が大切です。
←左は、作成中のものです。高砂を作製途中の写真ですが、レイアウトや形に悩んでいました。この高砂の70%以上の花は一液くんで作製しました。特にアジサイの花は全て一液くんで作られています。新婦は色に拘っていますのでニュージーランドから輸入のアジサイをエメラルドグリーンの染めて使用しています。他にピラミッドアジサイもボリュームがあるので使いました。
右写真は、高砂の一番外側に置いたボール状のものです。クリックしてアップでご覧頂くと判ると思いますが大きな黄色の薔薇以外は全て一液くんで作られています
このような、発色に拘らないアレンジにはかえっていい感じのものに仕上がりますね。
↑上のアレンジも高砂のパーツです。2個目のものにはグリーンのプリザーブドが入っていますが製品のプリザーブドです。この色目は作れなかったので製品を入れてあります。他のカーネーションアジサイ、中輪のバラは一液くんで作りました。ピンクの薔薇は一液くん紅梅色を薄めて作りました非常に色が良く綺麗です。さらに中輪の紫がかった薔薇は製品には無い色で花嫁さんが一番喜んでくれました。
高砂となると、かなりの数のプリザーブドが必要になります。ブーケ、コサージュ、ケーキ装花、にも使用しビクトリアローズも2個作りました。作る課程で壊れたりするプリザーブドもありますので今回は30箱程度仕入れました。(後ろにも積んであります)各色のバランスと、予備花材なども必要ですので多めにあった方が無難です。特に高砂は表面から見えないような場所にも花が必要だったりしますので結構な花の量です。
ブライダルの装花の中に使用した、一液くんで作製したプリザーブドです。作製したもの自体接写写真が少なかったのですが、この花は多く接写写真があったので掲載してみました。是非、一液くんの完成度をご覧ください。写真は全てクリックすると大きくなります。
上の花のさらに接写です。一液くんでは浸けるだけでこのようなプリザーブドが作れます!
ちょっとしたブーケにしてありますが、全て品種が違う薔薇なんですよ。一液くんは、薔薇の品種に関係なくいいものが作れるように研究開発しています。
これも別な品種の薔薇ですよ
←高砂のメインの部分の作りかけです。当初は巨大なハート型にする予定でしたがメインテーブルの大きさから無理だと判りドーム型に変更しています。メインの部分の大きい薔薇以外は全て一液くんで作られています。
メインの部分です。さらに金色のリボンを入れてゴウジャスにしていきます。ボールの3割を埋めるアジサイも一液くんで作ったプリザーブドアジサイですよ!!
2個目の部分です。割合、羽を多く入れてあるように見えますが中にもアジサイプリザーブドがギッシリと入っています。大き目の薔薇以外は全て一液くんで作った薔薇です。
高砂の結合状態です。メインテーブルに5個のアレンジをつないでゆきます。プリザーブドで作製したものをブライダルで使用後保管する為にこのような形にいたしました。つなぎにはグルースティックを使いゴールドのリボンとビーズ、ガラス球で編んで作っています。
横から見た感じです。繋いだ部分がアーチを描いていますね。この適切なアーチの形にするのに大変でした。
全体的な感じです。アーチを繋いで一つの高砂に仕上げていきます。全体の繋がりを見てパールのラインを入れていきます。
ケーキ装花です。
ケーキを引き立てる為のアレンジですが、やはりメインの高砂とつながりを持たせる為に同じ花材を主体に使いました。花嫁のご希望により、ちびまる子ちゃんの人形をアレンジいたしました。私も前代未聞の事ですので3日ほどアレンジに悩んでいました。ですが入れてみると自然な感じ??になり花嫁さんも喜んで頂けました。お友達も非常に興味があったようで写真を撮る方が多かったですよ。このようなアレンジもいいですね。また、脇にはモミジの上にアレンジされた可愛いひよこも乗っています。
イリュージョン用の装花です。こちらにもちびまる子ちゃんがいっぱい入っていますよ。イリュージョンサービスの装花は、ケーキ装花よりも大きめに作りイリュージョンをより引き立たせる為に中に細工がしてあります。それは、スティク状の光るものを内部に仕込んであります。発光は4時間程度続きますので暗い中ではアレンジメントも非常に素敵に輝いていましたよ(^^)
7段ケーキです。色とりどりのケーキが段々になっています。
花婿、花嫁入場です!花嫁のヘアードも一液くんで作った花が入っています。花婿のコサージュも小さくて見えませんが一液くんで作っていますよ。
新郎のコサージュのアップです。黄色い薔薇は一液くんで作られています。
花嫁が、高砂を見ています。花嫁の好きな人形が実は高砂の裏側に置いてあるんです。好きな人形達とブライダルが出来ていいですね!
花嫁のヘアード用パーツです。当日はほぼ全て付けたそうです。白の薔薇は、製品のプリザーブドです。大きなピンクも製品です。下の小さい分は一液くんで作ったプリザーブドになります。
高砂の裏側はこんな感じになっています。新郎、新婦が楽しめるように配慮いたしました!!
テーブルの配置です。各テーブルにはゲストがお持ち帰りが出来るようにアクリルケースに入っているプリザーブドが人数分用意されています。個々のクリアケースは全て紅葉の葉の上に置かれていますよ
白ドレスのブーケです。このブーケには残念ながら一液くんで作製した花は使われていません。やはり、白ブライダルで使えるように真っ白に出来なかった点とピンクは紅梅色で薄めて使ったため、もっと淡いピンクが希望だったので出来ませんでした。残念!もっと時間があれば可能だったと思います。ブーケには可愛いクマさんが入っていますよ。
カメラマンも真剣に高砂、ケーキ装花、ブーケの写真を撮っていました。
ゲストが帰る時の見送りです。新婦のお母様がブーケを持ってくれました。一液くんで作った薔薇と製品の薔薇の絶妙な色合いになりました。
結婚式の後の2次会では、ケーキ装花を景品にビンゴ大会をやりました。当てた女性の方は大喜びでしたよ。良い記念になりますね。
挙式は、神社であげてきましたので人力車で会場まで乗ってきました。とてもお似合いですね。
今回のブライダルは、私にとっても大変貴重な体験でした。一液くんのさらなる飛躍の為にも参考になりましたし、何よりも一液くんの可能性が非常に高く完成されてきている事を実感出来ました。結婚式場で働いているプリザーブド関連のスクールに通う従業員の方が非常に感動していました。たまにプリザーブドのブーケを持ち込む方は入るけれど全てプリザーブドで結婚式をやった方は始めてで、しかも自作のプリザーブドを使ってのブライダルなので非常に驚いていました。ですが会場に来た方々の多くはまだプリザーブド自体の存在にはピント来なかったようです。今後の認知度上昇でさらに存在感を出していければと思います。
一液くんでブライダルをやってみて

一液くんでブライダルをやって欲しいと頼まれた時、正直戸惑いました。ブライダルで使えるレベルの花は作れますが数と品種、色を揃える事を考えると大変だなーと思ってしまいました。ですが発売元ですのである程度の見本として作りストックしてある花はあるし一液くんの実力を試すにもいいかなと思い了承いたしました。
新郎、新婦は、一液くんを成人式にお客さんの髪飾りを作るときに使っていたので結婚式には是非使いたいとの事でした。

まず、花嫁にはどのようなドレスを着て、色の希望など聞いてまとめて行きました。色見本は製品のものを見せていたので全ては一液くんで作るのでは無く製品と一液くんで作ったものを混ぜて使うことにしました。互いのいいところ取りさらに美しく仕上げていこうと考えたのです。

一液くんをブライダルに使うにあたり、やはり白が欲しかったです。純白色の色の一液くんはあるものの製品のプリザーブドの白には劣ります。どうしても漂白されていないぶん白さが足りないのです。これは、製品を使うしかありませんでした。一液くんの課題です。多くの高砂を埋めるアジサイですが輸入物のアジサイを入手しました。ニュージーランド産のアジサイで非常に柔らかいのでプリザーブドにしてもフワフワです。これは、萌葱色に色を調合していってエメラルドグリーンに仕上げて行きました。色って本当に難しくて何度か調整してようやく完成しました。

薔薇は、いつもどうりに作りましたが花嫁のピンクの薔薇のリクエストがありましたので紅梅色を無色で薄めてピンクにしました。あまり薄すぎると褪せることもありますので適度な薄さにしました。黄色の薔薇は、菜の花色の一液くんですが同じ黄色でも濃淡を出す為に薄めた一液くんと、さらに染料を加えた一液くんを用意して作りました。製品のゴールデンイエローに近い色は、菜の花色にさらに京の華化粧菜の花色を追加して実現しました。

製品には無い色で、藍色の濃いものを作りました。藍色の一液くんに京の華化粧藍色をさらに加えて濃い発色にしました。染料は多く入ると分子が結合して花びらの表面がベルベットのようになります。この色の薔薇を入れると非常に豪華に見えます。さらに金のリボンが加わり何とも言えませんね(^^♪

ゲストの皆さんにお持ち帰り頂いたクリアドームの中のマツリカ草とアスパラペラは、一液くんが発売された当初作製したストックです。もう直一年が経過しますが、葉も殆ど散らなくて良い状態でしたよ。これも全てのアレンジに活用しています。ゲストの皆さんがお持ちになった薔薇はミミエデンと言う品種の薔薇を紅梅色で染めて作りました。小型のアレンジには最適な薔薇の品種ですので是非お試しください。

カーネーションは、いままでストックしていたカーネーションと新たに作ったものを入れてみました。ピンクの斑カーネーションは、一度無色の一液くんで作製したものを紅梅色の一液くんに再度浸けて作りました。この方法を使う事により斑に染める事が出来るのです。

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